ポリオの 疫学
一般には脊髄性小児麻痺(略して小児麻痺)と呼ばれることが多いが、これは5歳以下の小児の罹患率が高かったことからで、大人が
罹らないわけではない(第32代アメリカ大統領となったフランクリン・ルーズベルトがこの病気に罹ったのは39歳の時である)。
季節的には夏から秋にかけて多く発生する。1961年から予防接種が実施されている。日本では、1980年に自然感染によるポリオが根絶
され、現在ではポリオワクチンからの2次感染でしか発症していないが、海外ではまだ流行している地域がある。世界保健機関(WHO)
は根絶を目指している。
経口ポリオ生ワクチン(3価又は1価)又は不活化ポリオワクチン(3価)の接種が有効であるとされる。 生ワクチンを接種した場合、
ポリオ抗体の低下した家族等がポリオを発症する場合が知られており、ポリオが根絶され輸入感染の危険の少ない地域では不活性ポリ
オワクチンに順次切替られている。経口生ワクチンの場合、2型、1型、3型の順番に抗体がつくため、WHOで3回接種が推奨されている
ところ、2回のみ接種している日本人では前2者に対する抗体が産生される。
ポリオは1988年のWHOの総会において2000年までの根絶が決議されたが、2008年現在で1型/3型ポリオは根絶されていない状況である(
2型ポリオの野生株は1999年以来、世界中で検出されておらず、正式な発表こそないが根絶されたと考えられる)。根絶計画により流
行地域は非常に狭まっており、2008年現在で常在国はナイジェリア、インド、パキスタン、アフガニスタンのみとなっている。しかし
、渡航者などによる飛び火で、周辺国でも報告例が相次いでいるので、感染症情報には常に注意を要する。
厚生労働省検疫所では南アジア、中近東、アフリカへの長期渡航でリスクのある場合の追加接種を推奨している。ただし、国際的視点
からだと、この追加接種は、幼児期の接種、すなわち、経口生ワクチン3回、または、不活化ワクチン(注射)4回以上、または生と不
活化のいかなる組み合わせで4回以上、が完了していることが、大前提とされている。このことは、日本国内では明確にされていない
傾向がある。幼児期接種回数満了後、成人期追加接種1回と考えるのがグローバルな視点である。なお、この際、ブースター効果がよ
り高いのは不活化ワクチンの方であるという報告がある。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
当時は5歳以下の小児の罹患率が高かったみたいですね。
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